昔、鉄道全盛期の頃、蒸気機関車の撮影を趣味にしていた方も多いと思います。いろいろな鉄道雑誌が発刊され、国鉄の路線も全国に張りめぐらされました。その後、民営化、赤字路線の廃止、ストライキや労働組合の運動等の影響を受け、地方の鉄道は衰退の道をたどりました。還暦を過ぎ、当時の写真を思い出に整理してみました。

北海道の鉄道

函館本線

蒸気機関車終焉期に撮影した全国の鉄道写真と鉄道模型のページです。
北海道の鉄道

宗谷本線

札幌から夜行列車の急行利尻にのって稚内を目指す。ほとんどの乗客は旭川で下車して車中は閑散とする。北の端として有名な稚内の駅は思い描いていたとのは違い、かなり小さな駅だった。
北海道の鉄道

羽幌線

日本海側を走る羽幌線は炭鉱とニシン漁で必要な路線だったが、今は廃線。寒く荒涼とした景色が印象的だった。
北海道の鉄道

石北本線

遠軽までの常紋越えが有名だった。駅で一緒になった医科歯科大学を目指しているという学生に誘われ、山へ登った。互いに先頭を歩きながら山頂につきそこからの俯瞰撮影をした。名前も聞かなったけど麻布の番長だと言っていた。今はどうしているかな。
北海道の鉄道

根室本線

司馬遼太郎の「菜の花の沖」にも出てくる厚岸湾はカキの養殖でも有名。蒸気機関車の末期の頃、車体に書かれた落書きをみてがっかりして、撮影旅行をやめた。
北海道の鉄道

勇網線

オホーツク海沿いをサロマ湖、能取湖、網走湖に沿って走っていた。1987年に廃線。
北海道の鉄道

釧網本線

日本で地平線の見える場所があることに感動した。川の流れや鳥たちの飛び舞う姿を丘の上から見降ろしていると夕陽が地平線の向こうに沈んで行った。 流氷、山、湿原、夕日と北海道でも函館本線とともにたくさん訪れた場所。
北海道の鉄道

室蘭本線

函館本線は長万部から本来の山線と室蘭本線経由の海線とわかれ、大量の荷物を運ぶのには海線が使われた。新幹線の完成ともにさみいいしいかな山線の廃止がほぼ決定。
北海道の鉄道

美唄鉄道

九州の筑豊とともに炭鉱の町でかなり賑わっていたが、石炭需要の落ち込みとともに廃坑、街も焼失しつつある。仕方ないことか。
北海道の鉄道

江差線